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各国の取り組み
海外でのバイオガソリンの動向も気になるところだ。
バイオ燃料の先進国であるアメリカやブラジルなどでバイオエタノールの利用が進んでいる。
2005年には、エタノール生産量は約4500万klとなり、アメリカがブラジルを抜いて世界最大のエタノール生産国となった。
アメリカでは2007年4月10日、エタノールなどガソリン代替燃料の今年の普及目標を自動車燃料全体の4・02%に設定した。この比率を17年までに15%に高める計画だ。これは現在の生産量1600万klから約9倍の1億3000万klもの生産量となる。
アメリカがバイオエタノールに力を入れる背景には自動車業界の働きかけもあるようだ。
なぜなら、トヨタがGMを抜き世界一のシェアを誇ることからもわかるように、アメリカの自動車メーカーはハイブリッド車などの環境対応技術で日本メーカーに大きな差を付けられた。
その点、バイオエタノールの利用なら日本よりも進んでいるアメリカのメーカーも有利に戦えるとの思惑があると考えられ。
ブラジルではバイオエタノールをガソリンに20~25%配合しているほか、EUはバイオ燃料の比率を10年に輸送用燃料の5・75%まで高める方針だ。
バイオエタノールの生産量は、アメリカとブラジルで世界の7割以上のシェアを占めている。
両国とも生産量のほとんどを自国で消費している。
ガソリンとの混合方式はアメリカ、ブラジル、中国、インドが直接混合を採用している。EUはETBEと直接混合方式を併用しているが、直接混合を増やす方向で議論が始まっている。
日本は他国に比べで遅れている上に、ETBEを採用する石油業界団体と直接混合方式を採用する中央省庁での連携はとれず、さらに他国に遅れをとることになりそうだ。
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