バイオガソリンの価格

バイオガソリン価格はどうなるのか、それが気になる人もほとんどだろう。
2006年8月のガソリン単価を思い出してもらえればわかるとおり、ガソリン価格の動向は家計にとって大きなダメージになる可能性もあり、大型連休前の試験販売なので、価格が気になるのは当然だ。

結論からいえば、価格は変わらない。既存のレギュラーガソリンとほぼ同じ価格で販売される。

当面はレギュラーガソリンと代わって販売されるが、ハイオクは現行のハイオクガソリンのままで、バイオガソリンが使われることはない。値段も今までのハイオクガソリンのままだ。

しかし、不安材料もある。
バイオガソリンの生産コストは通常のガソリンに比べ1リットル当たり1―2円割高。財政支援で差額を埋めて普及を促すようだが、この財政支援がいつまで続くのかはわからない。

現在はバイオエタノールを海外生産に頼っているため、輸送コストが当然かかる。ガソリンよりも割高である。販売当初は業界側が負担することでレギュラーガソリンと据え置きではあるが、いつ高くなるかわからない。普及率が相当数になればあっさり価格転嫁するかもしれない。

日本でも沖縄のさとうきびを利用してバイオエタノールを生成しようと試みているが、コスト的には非現実的である。
ただ、明るい展望もないわけではない。日本の技術はすばらしいもので、アサヒビールと九州沖縄農業研究センターとの共同研究で、従来の2倍以上の収穫ができるサトウキビを新しく開発した。つまりそれならば、砂糖の生産量を確保しつつ、バイオエタノールも作れるのだ。

石油を海外に依存する日本にとって、エネルギーの自給は長年の願いでもある。
ガソリンよりもクリーンで安いバイオガソリンの開発、ぜひともがんばって欲しい。

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